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罹患リスク ★★★☆
死亡リスク ★★★☆
(日本推計)罹患率約1542.1/十万人、致死率19.50%、死亡率300.7/十万人
- 国立がんセンター 最新がん統計
リスク要因
喫煙と受動喫煙, 肥満, 飲酒, 貯蔵肉, 塩蔵品など, 男性>女性
- wikipedia
症状
痛み、出血、血栓、体重減少、疲労、リンパ節の腫れ、筋力低下、チクチク感
- MSD マニュアル
食道がん、胃がん、肺がん、前立腺がん、直腸がん、肝臓がん種類毎の症状
- SBI損保
合併症
心タンポナーデ、胸水、上大静脈症候群、脊髄圧迫、脳の機能障害、出血
- MSD マニュアル
予防
禁煙, 節酒, 食生活を見直す(減塩, 野菜と果物をとる, )
概要
人間の身体は数十兆個の細胞から構成されています。これらの細胞は正常な状態では細胞数をほぼ一定に保つため、分裂・増殖をコントロールする“制御機構”が働いています。ところが、まれに細胞の遺伝子変異によって正常なコントロールを受け付けなくなり、勝手に増殖し始める“細胞集団”が現れます。この細胞集団――“腫瘍”が正常組織との境界を超えて浸潤的(水が少しずつしみ込んでいく感じ)に増殖していく場合、あるいは転移を起こす場合(多くは両方)を“悪性腫瘍”、すなわち「がん」と呼びます。がんのほとんどは、治療せずに放置していると全身に転移し、患者さんを死に至らしめます。
- 免疫療法コンシェルジュ
症状
がんの症状は、がんの罹患部位によって異なります。症状を見逃してしまい、他の部位に転移してしまうと、がんの治療が長引いてしまったり、大事に至ってしまったりすることも十分に考えられます。以下のサイトでは、がんの部位ごとに、症状について解説します。
食道がん、胃がん、肺がん、前立腺がん、直腸がん、肝臓がん種類毎の症状
- SBI損保 こんな症状が出てきたら、がんの可能性? がんのサインを見逃してはいけない
要因
日本人におけるがんの要因
- 国立がん研究センター
予防
5つの健康習慣を実践することでがんリスクはほぼ半減
- 禁煙する
- 節酒する
- 食生活を見直す
- 減塩する
- 野菜と果物をとる
- 熱い飲み物や食べ物は冷ましてから
- 身体を動かす
- 適正体重を維持する
- その他:感染に気をつける
- 国立がん研究センター
がん予防10か条(世界がん研究基金)
- 肥満 ゴール:BMIは21-23の範囲に。推薦:標準体重の維持。
- 運動 推薦:毎日少なくとも30分の運動。
- 体重を増やす飲食物 推薦:高エネルギーの食べものや砂糖入り飲料やフルーツジュース、ファーストフードの摂取を制限する。飲料として水や茶や無糖コーヒーが推奨される。
- 植物性食品 ゴール:毎日少なくとも600gの野菜や果物と、少なくとも25グラムの食物繊維を摂取するための精白されていない穀
- 物である全粒穀物と豆を食べる。推奨:毎日400g以上の野菜や果物と、全粒穀物と豆を食べる。精白された穀物などを制限する。
- 動物性食品 赤肉(牛・豚・羊)を制限し、加工肉(ハム、ベーコン、サラミ、燻製肉、熟成肉、塩蔵肉)は避ける。赤肉より、鶏肉や魚が推奨される。ゴール:赤肉は週300g以下に。推奨:赤肉は週500g以下に。乳製品は議論があるため推奨されていない。
- アルコール 男性は1日2杯、女性は1日1杯まで。
- 保存、調理 ゴール:塩分摂取量を1日に5g以下に。推奨:塩辛い食べものを避ける。塩分摂取量を1日に6g以下に。カビのある穀物や豆を避ける。
- サプリメント ゴール:サプリメントなしで栄養が満たせる。推奨:がん予防のためにサプリメントにたよらない。
- 母乳哺育 6か月、母乳哺育をする。これは母親を主に乳がんから、子供を肥満や病気から守る。
- がん治療後 がん治療を行ったなら、栄養、体重、運動について専門家の指導を受ける。
- wikipedia 悪性腫瘍
検査・診断
主な検査と診断の方法
- 血液検査
- 画像検査・画像診断
- 超音波(エコー)検査
- X線検査(レントゲン検査)
- CT(コンピューター断層撮影)
- MRI(磁気共鳴撮影)
- PET(陽電子放出断層撮影、ポジトロンCT)
- 内視鏡検査・内視鏡診断
- 病理検査・病理診断
- 国立がん研究センター
治療
がんの治療方法
- 手術(外科治療)
- 薬物療法
- 放射線治療
- 集学的治療
- 造血幹細胞移植
- 免疫療法
- がんゲノム医療とがん医療における遺伝子検査
- 国立がん研究センター
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